■GL9月特別セッションについて■
■開催日時:9月15日。いつも同様10時半集合、説明後、11時セッション開始(昼食は各卓ごと)/終了後、感想戦を会場にて実施。その後、18時半くらいから打ち上げ(2時間予定)!
■7月定例会にてチーム分け。あとは各チームにてRL(GM)である「あり/べっかん/睦月」を中心にハンドアウトを割り当て、各自キャラクター作成を実施していきます。レギュレーションは以下。
@古今東西の神話、伝承、童話、昔話などからネタを必ず一つ盛り込んでいただきます。その出典も明記していただきます。そのネタを自分のPCにどのように反映しているのかは、ルールに抵触しない範囲で自由に考えてみてください。名前や身体的特徴、持ち物、スキルなどなど。困ったら応相談です。
APCの大都市トーキョーでの所在地を決める(地図上で誰がどこにいるのか分かるように表示します)。
B使用サプリは上級ルールAまで。
作成したキャラクターは8月末までに「卓ごと話し合い掲示板」にアップしてください。よろしくお願いいたします。
⇒卓ごと話し合い掲示板「http://napzack.sakura.ne.jp/cgietc/wforum/wforum.cgi」
〜(以下は私の中の設定です。活用してもらっても構いません。フレーバー程度でお考え下さい)〜
■3つのシステムを、一貫したテーマで遊んでみる。「if」の設定。強引ではあるが、三つの世界は繋がっていたものとする。「モノトーンミュージアム」(逸脱能力)⇒「トーキョーナイトメア」(神業)⇒「スカイヴァティアーズ」(特技など)。今回の特別セッションではトーキョーナイトメアを遊びます。
●はじまりは、モノトーンミュージアム世界。図書の国にある図書迷宮「GL図書館」に収められていた「物語たち」。それらが世界、時空を超え、交わり離れ、紡いでいく物語。最終的には回収される予定。
【プロローグ】
「化物は騎士に退治され」
「眠った姫は目を覚まし」
「悪い魔女は火にくべられて」
「正直者の青年は大金持ちになりました」
「少女は王子様と幸せにくらしました」
・・・・・・「めでたしめでたし」・・・・・・「めでたしめでたし」・・・・・・「めでたしめでたし」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『モノトーンミュージアム』、それは人々が御標(みしるべ)に従い、生きる幻想世界。御標とは、神の啓示であり、確固たる形で存在する生きる意味、その希望だ。人々は、御標に出会い、それに従うことで、必ず幸福な未来へと至ることができる。そして世界は神様のもたらす美しい物語に満ち満ちていた。
そんな幻想世界にある図書の国。ありとあらゆる物語が本として納められ続けている物語の迷宮「GL図書館」。
始まりは、そう。いつもと同じ、偶然という名の神々の気まぐれ。
物語に自我が目覚め、そしてその「物語」が神の啓示たる「御標」にあこがれたこと。あこがれてしまったこと。「物語」は思った。
御標たるためには、「物語」を読んだものは、「必ず幸福にならなければいけないのではないのか」と。
たとえ登場人物が不幸になる物語であったとしても、「それを読んだものは幸福にならなければいけないのではないのか」と。そして、この世界に生まれた存在である、「物語」自らも幸福にならねばならないのではないのか、と。「物語」は思った。
切実に、願った。「その答えは、自らが導かねばならない」。
そして「物語」は図書迷宮の本棚を飛び出し、外の世界へと飛び出した。
「自らが物を語り」(⇒『モノトーンミュージアム』にて)
「自らが登場するもの(キャラクター)となり」(⇒『トーキョーナイトメア』にて)
「自らが幸福とならねばならない」(⇒『スカイヴァティアーズ』にて)
さぁ、我々もともに旅立とう!
無数の「物語」とともに、自らの物語を見つけるために!
・・・という感じの風呂敷を個人的に広げてみました。
プロローグと掲げてありますが、これは特別セッションを開催するにあたっての私自身の楽しみ方、モチベーションでもあります。所定のルールを守っていただければ、この大枠に乗ってもいいし乗らなくても全然かまいません(いや、もちろん、絡んできていただいても大丈夫です!)。
ただし、このネタを過去の企画セッションのクオリティで出すとすると、まぁ、大変なことになるのは容易に想像できる(異なるシステムでのシナリオを3本、複数GMで共有できるように準備して仕上げる必要がある)ので、現状できる範囲で、セッティングさせていただきました。
前述の通り、今回の特別セッションで行う『トーキョーナイトメア』において、皆さんのキャラクターに「物語に関連する設定を付加する」ようにお願いしてある理由がここにあります。閉鎖的なGL図書館から世界に飛び出した物語たちが、モノトーンミュージアム世界の「裂け目」から、トーキョーナイトメア世界へと流れついて、「自らが登場人物(の一部)として存在する」。まぁ、トーキョーナイトメアにおいては、フレーバー程度に考えていただければ良いかと思います。
もちろん!
これ以外にも、「全員が同じシステム、同じシナリオ、同じ舞台において一緒に遊ぶ」、「他のPCをコネに設定できる」という感想戦が非常に楽しみなセッションでもありますので、是非是非、そのあたりも含めて楽しんでいきましょう!
※『モノトーンミュージアム』、『スカイヴァティアーズ』での処理に関しては、今後、定例会で遊んでいく予定でいます。参考までに記しておきますが、モノトーンミュージアム、スカイヴァティアーズを遊ぶ上で『人魚姫』を根幹のモチーフに設定してあります。トーキョーナイトメアは既成シナリオなので、特に人魚姫の要素はシナリオでは用意されていません(RLやPLのシナリオ運用次第ですが)。
以上、みんなで楽しんでいきましょう!!
特別セッションシナリオ「殺しの赤い薔薇」
【トレーラー】
首都圏で発生している連続殺人。
死体周辺を造花で装飾することから、犯人は“造花師”と呼ばれる。
そんな“造花師”の影に怯える女子学生が探偵事務所を訪ねてきた
正体不明の殺人鬼とネットに潜む無数の殺意。
探偵は、真実を明らかにできるのか?
トーキョー・ナイトメア 「殺しの赤い薔薇」
夜が来て、悪夢が始まる
【レギュレーション】
初期からキャラメイクを行う。追加の経験点は使用しない。必要な神業として、3個以上の防御系神業。うち1個はゲストを守るために必要である。フェイトの《真実》を使用する場面が想定されている。
@古今東西の神話、伝承、童話、昔話などからネタを必ず一つ盛り込んでいただきます。その出典も明記していただきます。そのネタを自分のPCにどのように反映しているのかは、ルールに抵触しない範囲で自由に考えてみてください。名前や身体的特徴、持ち物、スキルなどなど。困ったら応相談です。
APCの大都市トーキョーでの所在地を決める(地図上で誰がどこにいるのか分かるように表示します)。
B使用サプリは上級ルールAまで。
作成したキャラクターは8月末までに「卓ごと話し合い掲示板」にアップしてください。よろしくお願いいたします。
⇒卓ごと話し合い掲示板「http://napzack.sakura.ne.jp/cgietc/wforum/wforum.cgi」
【ハンドアウト】
キャスト@ QS:探索人(TNM1p102) スタイル:フェイト/トーキョーの探偵
〈コネ:宮市ミツコ〉推奨スート:スペード 【PS:“造花師”の正体を突き止める】
キミは、トーキョーに事務所を構える探偵だ。今度の依頼人は、殺人鬼の影に怯える宮市ミツコという女子学生。最近話題になっている連続殺人鬼“造花師”から狙われているかもしれないと怯えている。“造花師”は犯行に及んだ現場の周囲を、赤い薔薇の造花で飾り立てる手口で知られている。ミツコに届いた造花は、いたずらなのか、それとも……?
キャストA QS:荒事屋(TNM1p108) 推奨スタイル:指定なし/フリーの荒事屋
〈コネ:“造花師”〉推奨スート:ダイヤ 【PS:“造花師”に報復を与える】
新宿歌舞伎町のバー、ヤロール。カウンターに座ると、バーテンのジャックから依頼がある。それは、連続殺人犯“造花師”を始末するというもの。警察の捜査を逃れて殺人を続ける殺人鬼の正体を突き止め、然るべき報復を与えてほしいという。ジャックは、依頼人の名を告げることはない。しかし、この依頼には、犠牲者に連なる者たちの怒りや嘆きがあるのだろう。
キャストB QS:遊撃記者(TNM1p104) 推奨スタイル:トーキー/指定なし
〈コネ:キラーズノート〉推奨スート:ダイヤ 【PS:キラーズノートを取材する】
キミは、ジャーナリストだ。“黄昏の時代(ダスクエイジ)”となってから、猟奇的な連続殺人も多数発生している。そんな中、殺人犯たちが交流を行うサイトがあるという都市伝説を取材していた。ネットを回れば、そんな噂を元にしたフェイクもある。キミは取材しているうちに気になるサイトに辿り着いた。それがキラーズノートというサイトであった。
キャストC QS:特別捜査官(TNM1p110) 推奨スタイル:イヌ/NBI
〈コネ:“造花師”〉推奨スート:ダイヤ 【PS:連続殺人事件を捜査する】
キミはNBI捜査官である。首都圏では奇妙な連続殺人事件が発生していた。死体の周辺を手作りの造花で装飾することから、この事件の犯人は報道や警察関係者の間で“造花師”と仇名されている。殺人鬼の犯行に対して翻弄される警視庁からNBIに捜査は引き継がれ、キミはこの件の専任となった。正体不明の殺人鬼を追い詰めるのだ。
キャストD QS:電脳世界の騎士(TNM1p106) 推奨スタイル:指定なし/指定なし
〈コネ:宮市ミツコ〉推奨スート:スペード 【PS:探偵の捜査を助ける】
キミは、トーキョーの探偵であるキャスト@を支えている。今回、キャスト@を頼って事務所を訪ねてきたのは、宮市ミツコという女子学生である。彼女は、最近世間を騒がせている連続殺人犯“造花師”から自分が狙われているかもしれないと怯えている。彼女を不安や恐怖から救うには、探偵が真相を明らかにする必要があるだろう。
■卓内でのキャスト間<コネ>と他卓PCへとの<コネ>取得&<アドレス(常在地)>の設定について(p33、p225、p230参照)
キャストも出揃ってきましたので、<コネ>と<場所のアドレス>に関してお願いです。
・卓内ではPC@⇒PCA⇒PCB⇒PCC⇒PCD⇒PC@という風にコネを取ります。TNMのコネは自分が相手をどう思っているかではなく、相手から自分がどう思われているのか、という点に注意が必要です(p33コラム参照)。
・今回だけ特別に経験点を必要とせず、他卓PCとのコネを取ります。他卓の同じPC番号のキャストとコネをとれば、同業やライバルなどの設定が可能でしょう。もちろん違うPC番号のキャストにとっても構いません。コネを設定するときは、相手に一言了解を取ると良いでしょう。相手の連絡先が分からなければ、担当GMか睦月に聞いてください。このコネは、アクト中に積極的に使用していきましょう。
・キャストの<アドレス(常在地)>は、マップ上で示すために場所を設定してもらいます。よくいるバーの場所や、地名である曳舟とか、スカイツリー近くの探偵事務所とか、そんなので大丈夫です。無条件取得アウトフィット(p192、p200参照)として住宅を設定していますが、それと同一の場所でなくても構いません。自宅は江戸川区小岩だけど、「常在地である探偵事務所は曳舟」とかでも大丈夫です(この場合、曳舟をマップに載せます)。キャストの皆さん、意外とご近所にいるかも? です。
自分の卓内でのコネ取得は当日でもOKです。もちろん、それまでに関係性を練り上げておいても構いません。楽しいと思うことはやっていきましょう!
他卓のキャストとコネを取る場合は、掲示板やlineを活用してあらかじめ、当事者同士で決めておいてください。積極的な参加をお願いいたします。
ちなみに他卓キャストと結べるコネの個数は一人1個とします。